領域彩色で複素関数を見る
複素関数 f(z) を一枚絵に。各点の色相が偏角 arg f(z)、明暗が大きさ |f(z)| を表します。零点と極をドラッグして色の風車を動かしましょう。
関数の形(零点○と極×を配置)
2.50
3
使い方
絵の上の ○(零点)や ×(極)をドラッグすると、 関数が変わり色の渦が動きます。
零点のまわりでは全色相が反時計回りに1周(巻き数 +1)、 極のまわりでは時計回りに1周(巻き数 −1)します。 色が出会う1点 = 零点/極の位置です。
色相 = arg f
暗い = |f| 小(零点へ)
明るい = |f| 大(極へ)
領域彩色図(クリックでも零点/極を選択)
関数
—
マウス位置 z
—
|f(z)|(大きさ)
—
arg f(z)(偏角 = 色相)
—
複素関数
そこで領域彩色(domain coloring)では、入力平面の各点を「その点での出力の色」で塗ります。 出力
色がぐるりと一周する「風車の中心」が零点(f=0)か極(f=∞)。 巻き方向で両者を見分けられます。
f(z) は入力も出力も複素数なので、ふつうのグラフでは描けません(4次元が必要)。そこで領域彩色(domain coloring)では、入力平面の各点を「その点での出力の色」で塗ります。 出力
w = f(z) の偏角 arg w を色相に、
大きさ |w| を明暗に対応させると、関数全体が一枚の絵になります。色がぐるりと一周する「風車の中心」が零点(f=0)か極(f=∞)。 巻き方向で両者を見分けられます。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 色相 = arg f(z)、明暗 = |f(z)| ── 1つの色で複素数の出力を完全に表せる。
- 零点のまわりは色相が反時計回りに1周(巻き数 +n)、極は時計回り(巻き数 −m)。風車の回り方で見分ける。
- 暗い穴が零点、白く飛ぶ点が極。位数が高いほど1点で色相が複数周する。
- 等角格子を重ねると、正則関数は交差の直角を保ったまま網目を曲げる(等角写像)。これが「角度を保つ」性質。