メビウス変換は円を円へ
複素関数 w = (az+b)/(cz+d) は、円や直線を「円または直線」に写します。係数を動かして、左の図形が右へどう写るか体感しましょう。
変換の係数(複素数 a, b, c, d)
1.00
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行列式 ad − bc
—
特異点 z = −d/c(∞へ写る)
—
∞ の行き先 w = a/c
—
z 平面(入力・ドラッグで○を動かせます)
w 平面(= (az+b)/(cz+d) で写した像)
サンプル円
サンプル直線
単位円
直交格子
注目点 z₀ → w₀
複素数 z を w = (az+b)/(cz+d)(
これは「平行移動・回転拡大・反転
さらに角度を保つ等角写像なので、直交する格子は写した後も交点で直角を保ちます。係数を動かして確かめましょう。
ad − bc ≠ 0)へ写す写像をメビウス変換といいます。これは「平行移動・回転拡大・反転
1/z」を組み合わせたもので、最大の特徴は
円や直線をすべて「円または直線」に写す(円円対応 circline)こと。直線は「半径∞の円」と考えると、円と直線は一つの仲間です。さらに角度を保つ等角写像なので、直交する格子は写した後も交点で直角を保ちます。係数を動かして確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 円円対応 ── 円も直線も「円または直線」に写る。直線は半径∞の円と見なせる。
- 等角写像 ── 角度を保つ。直交格子は像でも交点で直角のまま(c≠0 では曲がるが直交は保たれる)。
- 特異点 z = −d/c が ∞ に、∞ が a/c に写る。c = 0 なら ∞ は ∞ のままで、変換は単なる回転拡大+平行移動。
- ad − bc ≠ 0 が条件。これが 0 だと全平面が 1 点につぶれて逆変換ができない。