気体分子運動と圧力 (PV=nRT)
箱の中を飛び回る分子が壁にぶつかる「衝突」が圧力の正体。体積を縮めたり温めたりして PV = nRT を体感します。
100 %
300 K
40 個
モデルの約束: 画面の粒子 100 個 = 1 mol とみなす(物質量 n = N ÷ 100 [mol])
体積 V
—
温度 T
—
物質量 n = N ÷ 100
—
圧力 P = nRT / V
—
P × V(= nRT・一定?)
—
分子の箱(壁にぶつかる回数 = 圧力)
P-V グラフ(一定温度では反比例の曲線)
R = 8.314 kPa·L/(mol·K)(気体定数)、n = N ÷ 100 [mol]、V は 100 % = 22.4 L として換算
気体は、目に見えない無数の分子が高速で飛び回っている集まりです。分子が箱の壁にぶつかるとき、壁を押す力が生まれます。
単位面積あたりのこの力の合計が圧力 P です。
箱(体積 V)を縮めると、分子が壁にぶつかる回数が増えて圧力が上がります。 温めると分子が速くなり、ぶつかる勢いと回数が増えてやはり圧力が上がります。
これをまとめたのが理想気体の状態方程式
箱(体積 V)を縮めると、分子が壁にぶつかる回数が増えて圧力が上がります。 温めると分子が速くなり、ぶつかる勢いと回数が増えてやはり圧力が上がります。
これをまとめたのが理想気体の状態方程式
PV = nRT です。ここでの n は物質量(mol)で、
画面の粒子はそれを縮小したモデルです(粒子 100 個 = 1 mol、つまり n = N ÷ 100 [mol])。
スライダーで V・T・粒子数 N を変え、壁の衝突頻度と P・PV の値がどう変わるか確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 圧力の正体は分子の壁衝突 ── ぶつかる回数と勢いが多いほど圧力が高い。
- PV = nRT ── 圧力 P・体積 V・物質量 n・温度 T を結ぶ理想気体の状態方程式。
- 粒子数 N と物質量 n は別物 ── このモデルでは画面の粒子 100 個を 1 mol とみなして n = N ÷ 100 [mol] で計算。実際の 1 mol は約 6.0×10²³ 個(アボガドロ数)。
- 温度一定なら PV は一定(ボイルの法則)── V を半分にすると P は 2 倍。P-V グラフは反比例の曲線。
- 温度 T が上がると分子の平均速度(運動エネルギー)が増え、衝突が激しくなって圧力が上がる。