日食と月食
太陽・地球・月が一直線に並ぶ「食」の幾何を、月の公転位置と軌道の傾き(白道のずれ)から再現します。
180°
0.5°
0°
月相
—
白道の高さ β(緯度方向のずれ)
—
判定
—
影の断面(太陽方向から見る)
上から見た太陽・地球・月の配置
食(しょく)は、太陽・地球・月がほぼ一直線に並ぶときだけ起こります。
日食は「太陽 — 月 — 地球」の順(新月)で、月が太陽を隠します。 月食は「太陽 — 地球 — 月」の順(満月)で、月が地球の影に入ります。
では毎月の新月・満月で食が起きないのはなぜ? 月の軌道(白道)は地球の軌道面(黄道)から平均 約 5.1° 傾いているため、ふだんは月が影より上か下を通り過ぎてしまうからです。 白道と黄道が交わる点(交点・ノード)の近くで新月・満月になったときだけ、一直線がそろって食になります。
日食は「太陽 — 月 — 地球」の順(新月)で、月が太陽を隠します。 月食は「太陽 — 地球 — 月」の順(満月)で、月が地球の影に入ります。
では毎月の新月・満月で食が起きないのはなぜ? 月の軌道(白道)は地球の軌道面(黄道)から平均 約 5.1° 傾いているため、ふだんは月が影より上か下を通り過ぎてしまうからです。 白道と黄道が交わる点(交点・ノード)の近くで新月・満月になったときだけ、一直線がそろって食になります。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 日食=新月・月食=満月 ── 三天体が一直線になる相のときだけ起こる。
- 傾き 5° が食を防ぐ ── 白道が黄道から傾くため、ふだんは月が影の上下をかすめて通る。
- 交点(ノード)が鍵 ── 白道と黄道の交点近くで新月・満月になると一直線がそろい食になる。
- 皆既・部分・金環 ── 中心からのずれ β で「中心食か部分食か」が決まり、皆既か金環かは月と太陽の見かけの大きさ(=地球から月までの距離)で決まる。