分散投資と効率的フロンティア
2 資産の配分比と相関係数を動かすと、リターン-リスク平面に描かれる曲線(フロンティア)が左に凸み、最小分散点が現れます。新NISA時代の分散投資の核心。
50 %
0.20
4.0 %
8.0 %
9.0 %
18.0 %
配分(A / B)
—
期待リターン μP
—
リスク σP
—
最小分散の配分 wA*
—
ポートフォリオの配分
リターン-リスク平面(曲線上の最小分散点より上が効率的フロンティア)
2 つの資産 A・B にお金を wA : wB(合計 100%)で配分したとき、ポートフォリオの期待リターンは配分比の単純な加重平均ですが、リスク(標準偏差 σ)は単純平均にはなりません。
値動きの似ていない資産を混ぜると(相関
配分を 0%→100% まで動かすと点はリターン-リスク平面に曲線(フロンティア)を描きます。ρ を下げるほど曲線は左に凸み、どちらの資産単体よりリスクの低い最小分散点が現れます。
値動きの似ていない資産を混ぜると(相関
ρ が小さいと)、片方が下がるときもう片方が支える効果でブレが打ち消し合い、リスクが下がります。これが分散投資の効果です。配分を 0%→100% まで動かすと点はリターン-リスク平面に曲線(フロンティア)を描きます。ρ を下げるほど曲線は左に凸み、どちらの資産単体よりリスクの低い最小分散点が現れます。
いま何が起きている?
ここがポイント
- リターンは加重平均 ──
μ_P = w_A μ_A + w_B μ_Bは配分比に対して直線的。 - リスクは加重平均より小さくなりうる ──
σ_P² = w_A²σ_A² + w_B²σ_B² + 2 w_A w_B ρ σ_A σ_Bの交差項が効く。 - 相関 ρ を下げると曲線が左に凸む ── ρ=1 なら直線、ρ<1 で曲がり、最小分散点が生まれる。
- 効率的フロンティア ── 最小分散点より上側(同じリスクで高リターン)の部分。新NISAでの資産分散の理屈そのもの。