投票方式で勝者が変わる
同じ選好順位なのに、多数決・決選投票・ボルダ・コンドルセ で勝者が入れ替わる様子を並べて確かめます。
有権者は5つのグループに分かれ、各グループは候補 A・B・C に同じ選好順位を持ちます。各グループの人数を動かしてみましょう。
35 人
22 人
21 人
0 人
0 人
多数決(1位だけ集計)
—
決選投票(上位2名で再対決)
—
ボルダ(順位に点数)
—
コンドルセ(総当たり全勝)
—
方式ごとの勝者(色=候補)
得票・得点と総当たり対戦
選好プロファイル(各グループの順位と人数)
候補 A・B・C に対して、有権者は「1位 → 2位 → 3位」の選好順位を持っています。
投票で使う情報(1位だけ/総当たりの勝敗/全順位の点数)は方式ごとに違うため、まったく同じ票でも勝者が入れ替わります。
・多数決:1位票が最多の候補が勝ち。
・決選投票:1位票が下位の候補を落とし、上位2名で2位以下を繰り上げて再集計。
・ボルダ:1位=2点・2位=1点・3位=0点(候補が3人の場合)の合計が最多の候補が勝ち。
・コンドルセ:すべての1対1対決に勝てる候補(コンドルセ勝者)。存在しないこともあります。
スライダーやボタンで票を動かし、4つの結果がどう食い違うか観察しましょう。
・多数決:1位票が最多の候補が勝ち。
・決選投票:1位票が下位の候補を落とし、上位2名で2位以下を繰り上げて再集計。
・ボルダ:1位=2点・2位=1点・3位=0点(候補が3人の場合)の合計が最多の候補が勝ち。
・コンドルセ:すべての1対1対決に勝てる候補(コンドルセ勝者)。存在しないこともあります。
スライダーやボタンで票を動かし、4つの結果がどう食い違うか観察しましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 同じ票でも勝者は方式しだい ── 「使う情報」が違うから結果が変わる。中立な唯一の正解はない。
- 多数決は分裂に弱い ── 似た候補が票を割ると、皆の2番手が消える「スポイラー効果」が起きる。
- ボルダ・決選投票・コンドルセは2位以下の選好も使うので、広く支持される候補を拾いやすい。
- コンドルセ勝者は常には存在しない ── A>B, B>C, C>A と多数決が循環すると「全勝者」が消える(投票のパラドックス)。