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図形の移動(円の転がり移動)

開智日本橋学園中学校(2025年度)の入試問題をアニメーションで視覚的に解く

🎒 問題(開智日本橋学園中学校 2025年度)

1 辺 6 cm の正方形の外側を、直径 3 cm(半径 1.5 cm)の円がすべらずに転がって 1 周します。円が通過した部分の面積は何 cm² ですか。ただし円周率は 3.14 とします。
cm²
⬇ 下にスクロールして解説とシミュレーションを見ていきましょう
ステップ 1

円が転がる様子とその軌跡を確認する

直径 3 cm(半径 1.5 cm)の円が正方形の外側をすべらずに転がります。
スライダーでゆっくり動かして、円の軌跡(通過した部分)がどのように塗られていくかを確認しましょう。
通過領域は 直線の辺の部分(青)角の部分(橙) の2種類に分かれることに注目してください。
0.0 %
青:直線部分 / 橙:角の部分
ステップ 2

通過領域を「直線部分の長方形」と「角のおうぎ形」に分解する

通過領域は2種類の図形の組み合わせです:
① 直線部分(辺の外側):横 6 cm × 縦 3 cm(円の直径)の長方形 ×4辺
長方形4つ = 6 × 3 × 4 = 72 cm²
② 角の部分:円が角を曲がるとき、半径 3 cm(円の直径)・中心角 90° のおうぎ形が4つできます:
おうぎ形4つ = 3 × 3 × 3.14 × (90/360) × 4 = 3 × 3 × 3.14 = 28.26 cm²
ステップ 3

4つのおうぎ形を合わせると円1つ分!

4つの角にできるおうぎ形は、それぞれ中心角 90° = 1/4 円です。
これを4つ合わせると、半径 3 cm の円が1つできます:
おうぎ形4つ = 半径 3 cm の円1個分 = 3 × 3 × 3.14 = 28.26 cm²
したがって、答えは:
72 + 28.26 = 100.26 cm²

💡 算数解法のポイント

  • 図形の分解:「円が通過した部分」を直線部分の長方形と角のおうぎ形に分けて考えます。これが複合図形問題の基本戦略です。
  • おうぎ形の半径は円の直径:円が角を曲がるとき、中心が半径 r(円の半径)のアーク上を動くため、通過領域の半径は 2r(円の直径=3 cm)になります。
  • 4つのおうぎ形 = 1つの円:正方形には4つの 90° の角があるため、おうぎ形4つで中心角360°の円が完成します。まとめて計算できます。