条件文と対偶・逆・裏
「P ならば Q」に対し対偶・逆・裏を並べ、P / Q の真偽をトグルすると各命題の真偽が同時に変わる様子を見ます。元と論理的同値なのはどれか?
命題 P と Q の真偽をトグル(クリックで True / False が切り替わります)
P:この数は 4 の倍数
Q:この数は偶数
P の真偽
—
Q の真偽
—
元の命題 P→Q
—
対偶 ¬Q→¬P
—
含意 P→Q の真理値(4 通り)
4 つの命題(現在の P・Q での真偽)
| 名称 | 命題 | 真偽 | 元と同値? |
|---|
「P ならば Q」という条件文(P→Q)に対して、3 つの作り替えがあります。
・逆:Q→P(P と Q を入れ替える)
・裏:¬P→¬Q(両方を否定する)
・対偶:¬Q→¬P(入れ替えて、かつ両方を否定する)
重要なのは、元の命題と必ず真偽が一致する(論理的に同値)のは対偶だけだということです。逆と裏は元と一致するとは限りません(逆と裏どうしは互いに対偶なので一致します)。
含意 P→Q は「P が真なのに Q が偽」のときだけ偽になります。P・Q をトグルして、どの命題が同時に偽になるか確かめましょう。
・逆:Q→P(P と Q を入れ替える)
・裏:¬P→¬Q(両方を否定する)
・対偶:¬Q→¬P(入れ替えて、かつ両方を否定する)
重要なのは、元の命題と必ず真偽が一致する(論理的に同値)のは対偶だけだということです。逆と裏は元と一致するとは限りません(逆と裏どうしは互いに対偶なので一致します)。
含意 P→Q は「P が真なのに Q が偽」のときだけ偽になります。P・Q をトグルして、どの命題が同時に偽になるか確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 対偶は元と必ず同値 ── P→Q と ¬Q→¬P はどんな P・Q でも真偽が一致する。
- 逆・裏は元と同値とは限らない ── ただし逆と裏は互いに対偶なので、両者の真偽は常に一致する。
- 含意が偽になるのは1通りだけ ── 「P が真で Q が偽」のときのみ P→Q は偽。それ以外は真。
- 証明への応用 ── 直接示しにくい命題は、同値な対偶を示せばよい(対偶証明法)。