正距方位図法
中心点からの距離と方位だけが正しい投影。中心を動かすと、世界中への最短経路(大圏)が中心からの直線で読めます r = R·c。
35°N
139°E
40°N
74°W
中心をプリセット都市へ(地図クリック/ドラッグでも移動)
読み方
- ● 中心(あなたの基準点)
- ● 目標点
- ── 中心から目標への直線=最短経路(大圏)
- ○ 等距離円:内側から順に等しい地表距離
- 外周の円=中心の対蹠点(半周ぶん=約20,000 km)
この図のうれしさ
中心からの定規での長さがそのまま実距離に、分度器での向きがそのまま方位になります。航空路線図や通信のアンテナ向け(中心が局)に使われます。
中心 → 目標 の距離
—
方位角(北から時計回り)
—
角距離 c = 中心角
—
対蹠点(中心の真裏)
—
正距方位図(中心を世界の真ん中に固定して描画)
正距方位図法(azimuthal equidistant)は、地図の中心点を決めて球面を平面に写す投影です。
特徴は、中心からの距離(r)が地表の距離に比例し、中心からの向き(方位)も正しいこと。 だから中心から目標へ引いた直線が、地球上の最短経路(大圏ルート)になります。
球の半径を
特徴は、中心からの距離(r)が地表の距離に比例し、中心からの向き(方位)も正しいこと。 だから中心から目標へ引いた直線が、地球上の最短経路(大圏ルート)になります。
球の半径を
R、中心と目標の間の中心角(角距離)を c とすると、図上の半径は r = R·c(c はラジアン)。
スライダーで中心や目標を動かし、直線の長さ=距離、傾き=方位が変わる様子を確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 中心からの距離が正しい ── 図上の長さ
r = R·cがそのまま地表の距離(c は中心角)。 - 中心からの方位が正しい ── 中心から引いた直線の向きが、出発点での方位角に一致する。
- 直線=最短経路(大圏) ── 航空路線や電波の向きを直感的に読める。中心を動かすと基準が変わる。
- 中心以外では歪む ── 距離・方位が正しいのは「中心からの量」だけ。外周に近い(対蹠点付近)ほど面積・形は大きく歪む。