数値積分の精度競争
長方形(中点)・台形・シンプソン公式を並べ、分割数 n を増やすと誤差が n⁻², n⁻², n⁻⁴ で減る「収束速度の差」を両対数グラフで体感します。
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真値 ∫ₐᵇ f dx
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長方形 誤差
—
台形 誤差
—
シンプソン 誤差
—
区間 [a, b] の分割(選択中の公式を上に重ねて描画)
長方形
台形
シンプソン
誤差 vs 分割数 n(両対数グラフ・傾きが収束次数)
長方形 ∝ n⁻²
台形 ∝ n⁻²
シンプソン ∝ n⁻⁴
定積分
小区間を 長方形で近似するか、台形で近似するか、放物線(シンプソン公式)で近似するかで、同じ n でも精度が大きく変わります。
分割を細かくする(n を増やす)と誤差は減りますが、その減り方の速さ=収束次数は公式ごとに違います。両対数グラフ上では、傾きが
∫ₐᵇ f(x) dx を数値的に求めるとき、区間を n 等分して小区間ごとの面積を足し合わせます。小区間を 長方形で近似するか、台形で近似するか、放物線(シンプソン公式)で近似するかで、同じ n でも精度が大きく変わります。
分割を細かくする(n を増やす)と誤差は減りますが、その減り方の速さ=収束次数は公式ごとに違います。両対数グラフ上では、傾きが
−2, −2, −4 の直線として現れます。riemann-sum が「足し合わせて面積を埋める」ことを見るのに対し、ここでは 誤差のオーダー比較に注目します。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 収束次数が勝負 ── 端点の左/右長方形は誤差 ∝ n⁻¹、中点長方形と台形は ∝ n⁻²、シンプソンは ∝ n⁻⁴。n を 2 倍にすると誤差はそれぞれ 1/2, 1/4, 1/16 になる。
- 両対数で傾きが見える ── 誤差 ≈ C·n⁻ᵖ は両対数で傾き −p の直線。グラフの直線が急なほど速く収束する。
- シンプソンは「タダで2次上がる」 ── 各小区間を放物線で近似するだけで、台形より 2 次速い。滑らかな関数ほど効果が大きい。
- 桁落ちの限界 ── n を極端に増やすと丸め誤差が支配し、それ以上は精度が頭打ちになる(本シミュレーションは n を抑え発散しない範囲のみ)。