ヘルマン格子
白い帯が交わる交点に「ありもしない暗いシミ」が見える錯視を、線幅・間隔・コントラストを変えて確かめます。
64 px
16 px
20
交点ピクセルの実際の明るさ
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帯の中央の実際の明るさ
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物理的な明るさの差
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交点に見える暗点の強さ(予測)
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なぜ暗く見える?(側抑制モデル)
ヘルマン格子 ── 交点をじっと見ず、視野の隅で見ると暗点がきらめく
白い帯が縦横に走る格子(ヘルマン格子)を見ると、白い交点のところに、見ていないとき限ってうっすら暗いシミが現れます。
ところが交点をまっすぐ見つめると、そのシミは消えます。
画面のピクセルはどこも均一なのに暗く見える ── これは目や脳の側抑制(lateral inhibition)が作るものです。 交点は四方を白に囲まれ、帯の途中(白で挟まれているのは左右だけ)より「まわりの明るさ」が多いため、神経どうしの引き算でより強く抑え込まれて暗く感じるのです。
スライダーで間隔・帯幅・コントラストを変え、右の実際のピクセル値(物理量)は均一なのに見え方だけ変わることを確かめましょう。
画面のピクセルはどこも均一なのに暗く見える ── これは目や脳の側抑制(lateral inhibition)が作るものです。 交点は四方を白に囲まれ、帯の途中(白で挟まれているのは左右だけ)より「まわりの明るさ」が多いため、神経どうしの引き算でより強く抑え込まれて暗く感じるのです。
スライダーで間隔・帯幅・コントラストを変え、右の実際のピクセル値(物理量)は均一なのに見え方だけ変わることを確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 物理は均一 ── 交点も帯の中も、画面の白ピクセルは同じ明るさ(プローブで実測できる)。暗点は脳が作る。
- 側抑制 ── 各受容野は「中心 − 周辺」を計算する。交点は周辺の白が多いぶん中心が強く抑えられ、暗く見える。
- 中心視では消える ── 中心窩は受容野が小さく抑制範囲も狭いので、見つめた交点の暗点は消える=「きらめく」。
- 効く条件 ── 帯幅 w が受容野サイズと合うほど強い。帯が太すぎ・細すぎ、間隔やコントラストを下げると錯視は弱まる。