ミュラー・リヤー錯視
同じ長さの線分が、両端の矢羽の向きで長く・短く見える。実際の長さは定規で測れる ── 「見え方」と「物理量」のズレを数値化します。
220 px
40°
36 px
実長(両方とも同じ)
—
見かけの長さ(上・外向き)
—
見かけの長さ(下・内向き)
—
錯覚量(見えのズレ)
—
なぜ起きる?(矢じり型の文脈が見えを伸縮させる)
2本の水平線は実長が完全に同じ(赤い基準線が実長)
ミュラー・リヤー錯視は、線分の両端につけた矢羽(フィン)の向きによって、まったく同じ長さの線が
長く見えたり短く見えたりする錯覚です。
矢羽が外向き(<──>)だと線は長く、内向き(>──<)だと短く見えます。 けれど水平線そのものの長さ(=物理量)は1ピクセルも変わっていません。
スライダーで矢羽の角度・長さを変え、定規で実長を測って「見え方」と「実際の値」のズレ=錯覚量を数字で確かめましょう。
矢羽が外向き(<──>)だと線は長く、内向き(>──<)だと短く見えます。 けれど水平線そのものの長さ(=物理量)は1ピクセルも変わっていません。
スライダーで矢羽の角度・長さを変え、定規で実長を測って「見え方」と「実際の値」のズレ=錯覚量を数字で確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 実長は不変 ── 2本の水平線は常に同じ長さ。定規(メモリ)で測れば一致する。
- 矢羽の角度は山型に効く ── 錯覚量は θ が 45° 付近で最大になり、羽が線分と平行(θ=0°)や垂直(θ=90°)に近づくと弱まる。矢羽を長くするほど錯覚量は増える。
- 外向きは長く・内向きは短く ── 脳が矢羽の先端まで含めて「全体」を見積もるため起点がずれる。
- 知っていても消えない ── 種明かしされても見えのズレは残る。知覚は意志で上書きできない(認知的浸透不可能性)。