量子干渉:複素振幅が打ち消し合う
2つの経路の複素振幅を位相スライダーで回し、和が強め合うか打ち消し合うかを見ます。確率は P = |振幅の和|²。
0°
0.71
0°
0.71
位相差 φB − φA
—
合成振幅 |A+B|
—
測定確率 P = |A+B|²
—
干渉の状態
—
複素平面(アルガン図):矢印の先端をドラッグして位相・振幅を変えられます
位相差 Δφ に対する測定確率 P(赤点=いまの状態)
量子では、ある結果に至る経路それぞれに複素振幅(大きさと位相をもつ矢印=フェーザ)が割り当てられます。観測される確率は、まず振幅どうしを複素数として足し算し、その合成ベクトルの長さを二乗して得ます ──
位相がそろっていれば矢印は同じ向きを向いて伸び(強め合い)、位相差が 180° になると逆向きで打ち消し合い、振幅が消えて確率が 0 になります。
スライダーまたはアルガン図の矢印先端を直接ドラッグして、各経路の位相と振幅を動かし、左の矢印の和と右の確率がどう連動するか確かめましょう。
P = |Aₐ + A_b|²。位相がそろっていれば矢印は同じ向きを向いて伸び(強め合い)、位相差が 180° になると逆向きで打ち消し合い、振幅が消えて確率が 0 になります。
スライダーまたはアルガン図の矢印先端を直接ドラッグして、各経路の位相と振幅を動かし、左の矢印の和と右の確率がどう連動するか確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 確率の前に振幅を足す ── 量子は
P = |A_a + A_b|²。確率 |A_a|² と |A_b|² を直接足すのではない。 - 位相差 180° で完全な打ち消し ── 等しい大きさの矢印が逆向きになり和がゼロ、確率も 0 になる(古典の足し算では起きない)。
- 古典の波との違い ── 古典の波の重ね合わせは「実数の波」を足すが、量子は「複素振幅」を足し、最後に二乗して確率という確定値に変える。
- 振幅は確率振幅 ── 位相は直接は観測できないが、複数経路を足すと位相差が確率として表に現れる ── これが量子干渉。