量子ビット:ブロッホ球で状態を回す
1量子ビットの状態 |ψ⟩ = cos(θ/2)|0⟩ + e^{iφ} sin(θ/2)|1⟩ をブロッホ球の3D矢印として動かし、測定確率がどう連動するかを体感します。
60°
40°
P(0) = cos²(θ/2)
—
P(1) = sin²(θ/2)
—
位相 φ
—
確率の和(必ず1)
—
ブロッホ球(状態ベクトルの向き)
Z基底で測定したときの確率
量子ビットの状態はブロッホ球という球面上の1点(=矢印の向き)で表せます。北極が
極角 θ を傾けると、状態は
方位角 φ は位相で、矢印を赤道に沿って回します。φ を変えても
スライダーやボタンで矢印を動かし、向きと確率が即座に連動する様子を確かめましょう。
|0⟩、南極が |1⟩ です。極角 θ を傾けると、状態は
|0⟩ と |1⟩ の重ね合わせになります。測定して 0 が出る確率は cos²(θ/2)、1 が出る確率は sin²(θ/2) です。方位角 φ は位相で、矢印を赤道に沿って回します。φ を変えても
P(0)・P(1) は変わりません(位相は測定確率に現れない)。スライダーやボタンで矢印を動かし、向きと確率が即座に連動する様子を確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 重ね合わせ=向き ── 量子ビットは「0か1」ではなく、ブロッホ球上の連続的な向きを取れる。
- P(0)=cos²(θ/2), P(1)=sin²(θ/2) ── 確率は θ だけで決まり、θ=0で純粋な|0⟩、θ=180°で純粋な|1⟩。
- 位相 φ は確率に効かない ── 赤道上を回しても P(0)=P(1)=0.5 のまま。位相は干渉のときに効いてくる。
- 確率の和は常に1 ── cos²+sin²=1。状態ベクトルは長さ1(球面上)に保たれる(規格化)。