重ね合わせと測定:観るまで決まらない
1量子ビットを |ψ⟩ = α|0⟩ + β|1⟩ として用意し、測定すると確率 |α|²,|β|² で 0/1 に崩壊する様子を体感します。
70°
0°
状態:重ね合わせ中(観るまで未確定)
理論確率 P(0) = |α|²
—
理論確率 P(1) = |β|²
—
測定回数
0
実測割合(0 : 1)
—
ブロッホ球(2D投影)の状態ベクトル
測定結果ヒストグラム(実測割合 → |振幅|² に収束)
量子ビットは |0⟩ と |1⟩ の重ね合わせ
重要なのは、測定する前は 0 でも 1 でもなく両方が同時に「重なって」いること。測定した瞬間に、確率 |α|² で 0、|β|² で 1 へランダムに崩壊します。
そして一度測ると状態は固定され、もう重ね合わせには戻りません(測定の非可逆性)。これは古典的なコインやサイコロには無い、量子だけの性質です。「測定する」を連打して、実測割合が
|ψ⟩ = α|0⟩ + β|1⟩ という状態を取れます。α・β は複素振幅で、|α|² + |β|² = 1 を満たします。重要なのは、測定する前は 0 でも 1 でもなく両方が同時に「重なって」いること。測定した瞬間に、確率 |α|² で 0、|β|² で 1 へランダムに崩壊します。
そして一度測ると状態は固定され、もう重ね合わせには戻りません(測定の非可逆性)。これは古典的なコインやサイコロには無い、量子だけの性質です。「測定する」を連打して、実測割合が
|振幅|² に近づくのを確かめましょう。
いま何が起きている?
ここがポイント
- 測定確率 = |振幅|² ── 0 が出る確率は
|α|²、1 が出る確率は|β|²。位相 φ は確率に影響しない。 - 大数の法則で収束 ── 測定を繰り返すほど、実測割合は理論確率
|α|²:|β|²へ近づく。 - 測定は非可逆 ── 一度観ると状態は 0 か 1 に固定され、重ね合わせは壊れる。元に戻すには作り直すしかない。
- φ は隠れている ── 位相は今の測定では結果に現れないが、量子ゲート(干渉)では効いてくる重要な情報。